旅するセクシー
きょーかです٩( ‘ω’ )و
お仕事って
なんでそれをやっている???
興味があるから???
才能を伸ばすため???
将来の夢につながるから???
お金を稼ぎたいから???
価値観と
優先順位に合致するポイントがたくさんあればあるほど
楽しくお仕事もできるよね
私も
アルバイト始めた時から
興味があることで
楽しそうで
お給料がいいお仕事
っていうので選んでいた。
高校生の時から
がっつり稼いで
お花屋さんで
好きなお花をまるごと山ほど買ったりして
お小遣いたくさん作って大満足だったし
わざわざ1浪して
好きなこといろいろしながら
大学行くための受験料とか学費を作ったもんだ。
それから大学のときに
風俗嬢になったのは
もちろん
お給料だよね。
学費をさらに作る必要があったから
いっぱい稼がなくっちゃならなくって
お仕事を始めた。
それでも
どんなことでも
いやいややる、っていうのは
わたしの性分では耐え難いことなので
どうせするなら楽しくやろう、って
なにをやるにしても
辛いことがあったときでも
楽しさの種を探してきた。
楽しくできる工夫をしてきた。
風俗の中では
慣れないお仕事で
口下手話し下手だし
すごい緊張しているし(これは今も変わらない。)
どの人も
同じカラダはないし
毎日が実験、毎日新しいことがあって
毎日反省することばかりで
大変だったけれど
人とお話ししたり接客することは好きだし、
なにより稼がなくちゃならなかったから
必死だった。
必死に
楽しくやっていた。
稼ぎたい、っていう目的もあったけれど
楽しくお仕事したい、っていう思いとセットになったとき
自分がすることといえば
お客様に楽しくなってもらうことであって
自分のため(この時は学費)にいっぱい稼ごう
ってすると
お客様にとことん楽しんでもらおう
っていうことが必要になってきて
ただただ
ひたすら
遊びに来る人に
もっと笑顔になってもらおう、って
毎回毎回
この次はない
っていう思いでやっていたら
入店して
早朝の1番になっちゃって
あんまりにも
お客様が来ちゃって
お部屋セットするのにばたばたしていたら
他のお部屋のお姉さんが
「なんであのお部屋だけ?」って覗きこんでくるくらいになって…。
当時のお店でこんな感じで
最終的に
稼ぐため
っていう目的は
いつのまにか
気持ちの中から忘れられていたりするんだよね。
お金をもらわない、っていうことじゃなくって(笑)
ひたむきに目の前のことに誠意を尽くしていたら
楽しさの理由が変わって来る、っていうのかな
もちろん稼げるには稼げていたと思うんだけど
風俗っていうのは
思っているよりお給料が良いわけでは決してなくって
特に現代なんかはね、
安いお店がものすごい乱立しているから
お給料なんて
1時間で1万円ももらえないところがほとんどと思う。
風俗店っていうのは
それぞれの風俗嬢という個人事業主に間借りさせているようなものなので
1人1人が
どういう接客をするか、っていうことがすべてを決めていく。
よくある風俗の広告の「OLの月収を3日間で」とかそういうのも
「数」で勝負しているところがあるから、
たくさん接客すれば、っていうことが大前提なわけで
お給料単価だけで、時給換算でもしたら
接客数によっては下手すりゃ高校生のアルバイトより安くなる、っていうことです。
入りたての頃は
夢中だし
稼ぐ目的も明確だし
必死で接客していたら
お客様が何度も何度も遊びに来てくれて
それで楽しくお仕事していたら
それなりにきちんと学費も稼げてまかなえていた。
SMクラブのときは
それこそ
楽しそうなことでお給料もらえるなら
それでいいな、って
それくらいだから
お給料をきちんと把握もしていないで
やっぱり日々
おもしろいなあ、って
夢中で楽しくお仕事していたら
みんな遊ぶ時間が長くなって
しまいには
お道具なんにも使わなくなっちゃって(笑)
っていうサイクルだった。
お仕事をよくする
っていうことは
最終的に
「もっと稼ぎたい」っていう欲望?願望につながるけれど
それを追求すればするほど
「稼ぎたい」っていうことから離れて
もっと別の目的や
稼ぐこと以外の結果で手応えに満足感を得るようになってくるものです。
長く遊びに来てくれてるお客様が
「変なお客様がいると、
良い女の子がやめちゃって、
行きたい女の子がいなくなっちゃう」
っていう悲しいお話をしていた。
わたしは
最初のお仕事が処女でのスタートだったこともあるので
非本番系のお店ばかりでお仕事しているんだよね。
お店が店舗だったこともあったのか
それとも時代だったのか
「いれさせて」
とか言って来る人はいなくって
しているお姉さんがいたかもしれないけれど
言われることはなくって
ほのぼの
純粋に楽しく気持ちよく遊んでもらっていた時代だった。
それが
渋谷のお店で働いた時くらいは
もう
それはもう
いれさせて
っていう人が多くってねえ
お客様も
「言うのはただ」ってやつなんでしょうか
○○ちゃんはできたよー、とかさ
また来るからさー、とかさ
言うわけだ(笑)
これ、
もしこういうお店が初めての女の子だったり
なにも言い返せない女の子だったりしたらさ
言われるがままになっちゃうかもしれなくって
そうしたら、
そういうのしたくないのにさせられて、って感じって
ココロが痛むから
どんどん気が滅入るよね。
あーあ、またこうしなくっちゃいけないのか…って
落ち込むだろうね。
または
自分のとこに、またきてね、ってことで
そういうことになる人もいるんだろうね。
しかし、
得てして
そういう人というのは
飽きる日が来るし
どこかでうまくいったら
別でも試そうとするものだ。
そうすると
また来てくれるかな、って思って言うなりになった女の子のところへ行かない
そういうお客様が
別の女の子のところへいって
またそういうことを言ってみたりする。
これが
悪循環を招くわけで
勝手にNG客に認定されていれば良いけれど
だいたいが
ぐるぐると
女の子、ひいてはお店中を
ジプシーのように巡り巡ってくるわけだ。
そうしたら
女の子もそういう風に育てた癖に
めんどくさいなあ、あしらっておくか、って思うようになるだろうね。
そのとき
そのお客様の格は落ちてるよね。
というか
落とされちゃっているよね。
普通に
制限の範囲内でプレイしている女の子にしてみたら
大迷惑な話でね、
基本的な見解として
挿入までできるお店って
ソープランドくらいなんですよ。
ソープランドっていうのは
講習も段階を追ってきっちりサービスを身につけるし
なにより、全員が挿入までするものだから
差がはっきりしやすいんだよね、
よほどの売り(特徴)がなければ、ご指名の差がでる。
非本番系のお店で挿入までする女の子、っていうのは
実は、手抜きもある。
通常、非本番系のお店で働く女の子っていうのはね
こういう言い方あれですけど
穴まで使いたくないから、
そこまでカラダを提供したくないから
業種を選んでいるわけ。
で、その中で
きっちり講習したりしないで
穴使っちゃえ、っていう女の子は
実は
いい加減にしか遊べないめんどくさいお客様をいっぱい育てちゃっているし
それによって、
そのお店の中の普通に良い女の子たちのお仕事を邪魔することになるし、
ソープランドだって、客足が途絶えたりするわけでしょ、
どこにもいいことないよ。
この場合は
女の子もお客様も
目先のことだけになるから
あまりよくない、と私は思う。
あのね、
いいんですよ、
やりたい人は勝手にやっていれば。
でもね、
だいたいにおいて
どこかでうまくいい思いをしたお客様は
そこに行き続けること、って
滅多にないんだよ。
お客様が外に出ないように、
自分のところだけでまかなってくれていれば
だーれも問題にしないでいいものを
出してしまうような接客、ってことだよね。
穴使えばいいんでしょ、って
すぐ済むし、だなんてさ
適当じゃない。
お客様側もさ
「金払ってんだ」的な感覚で
まるで道具のように
当たり前のようにいれようとする人もいるわけよ。
でももし、それがね
どこかのお店のだれかが育てた結果だとしたら?
おもてなし、って
そういうことじゃないと思うからさ、
根本的に
楽しい思いをしてもらえれば
そこまですることもなく
お客様は遊びに来てくれるんだよ。
すっごい古風な考えかもしれないけれど(笑)
ちっちゃなルールの中ですら
守れないで適当になる人って
お仕事とか
いろいろなところでも
お里が知れる、というのか、
しょせん
そんな器の人なんだろうな、って
思っちゃう。
粋じゃないよね、
っていうことを
お客様とお話ししたんだよね。
でもこれ、
風俗に限らないで
日常のカップルちゃんでも起こっていることでさ
彼に嫌われたくないから
彼女に嫌われたくないから
好かれたい
嫌われたくない
そんな思いから
一見
相手のため
相手を喜ばせようとして
っていう風に見せかけた
自分のための行為をいっぱいして
結果
相手の尊厳も格も落とすことになるんだよね。
相手を尊重する、ということは
自分と同じように
相手の尊厳を守ることだと考える。
こんな思いもさ
良いお仕事をしよう、って思うと
こうなるんだよね…。
どのお仕事でもそうなんじゃないかな。
良いお仕事をしよう、っていうことは
最終的には
いっぱい稼ぐ(利益をあげる)ということにつながるけれど、
それは直接的な目的からは
離れるんだよね。
どんなお仕事でもさ
思いきり稼ごう、とか
これで大成功しよう、とか思うと
欲を追求していくわけでしょ、
そうするとやがてね、
欲の種類が変わる、っていうか
何かが純化されるんだよね。
不思議だよね。
これが
「煩悩即菩提」
ってことなんだ、って
思う。
やっぱり
どんな関係で
どこで出会った人であったとしてもさ、
良い時間を過ごしたなあ、って
生きててよかったなあ、っていう
瞬間になってほしいよね。
わたし、
お客様と少しずつ信頼を作っていて
仲良くなっている人は
病気や怪我をしたらお見舞いも行くし
今や家族ぐるみで仲良くしている人もいるし(笑)
人として、関係を築きたいよね。
そして
良い影響を与えあいたい。
元気とか、
楽しさとか
刺激とか。
エロだけじゃなくって
人生すべての領域でね。
SMクラブのときの
きょーかがカメラ買って勉強始めたときはおもしろかったよね。
みんな、カメラ買って(笑)
展覧会までしちゃった人もいたね。
そういう、
創造性が目覚めるようなさ、
なんかの面白い形に仕上がっていくような関係
そういう関係でありたい。
私たちがしている風俗のお仕事っていうのはさ
丸裸で相手を受け入れていくから
ごまかしも効かない
すべてがまるはだかになっていく。
肩書きがどれだけ立派だろうと
なんだろうと
ひとたび
そのカラダや触り方をみれば
どんな人で
どんな生き方をしているか
わかっちゃう、っていうものだ。
わたしはそのすべてをまるごと愛して感じさせる。
名前も性別も年齢も
すべて超えて、
その人、という魂と
その魂を包んでいる肉体を
その瞬間までの歴史を
ぜんぶ
快楽で包んでいく。
っていうところまでできるくらい
おっきいわたしではまだないんだけど(笑)
これからも
多いに欲張って
たくさん欲棒(笑)
眺めたいし
舐め回したいものだね(笑)
今日の過去Pic
このあひるはどこへ行ったやら(笑)
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